2018年9月10日月曜日

常三郎ブレード②

入手してから一通り削ってみましたので、その感想を。

まず、末切り(切れ味が長く続く)は本当です。前と同じ量削るのに研ぐ回数が1/3以下に減りました。ちょうど真竹を削った感じでトンキンがスイスイ削れます。

そして刃先がほとんど欠けません。一度ギザギザに欠けてしまうと、研ぐのにかなり時間が掛かりますので、この点でも研ぎが少なくて済みます。

切れ味は、先ほどスイスイ削れると書きました。竹がズレないように左指でストリップを押さえる、この指先が痛くなりません。切れる時の抵抗が少ないと思います。

研いだ感じは、砥石の滑りが重くなりました。おそらく軟鉄が砥石に擦れる抵抗感が出ているのではないかと思います。しかし回数少なくてキチッと研げるので、刃を無駄に消費しません。

総じて、腕の負担がずっと減って、楽になりました。もっと早く使えば良かったです。