754ティップ

接着の硬化待ちです。

754 修理

仕上げ削り終わり。ホローを削ったら接着します。

竹虎 プロト 754 フェルール修理

スピゴットフェルールの破損を修理します。このロッドは真竹ではありますが、#6用のセミパラテーパーをアレンジして#4使用にしています。ですので、トンキンのような張りがあり距離が稼げる反面、フェルールにかかる負担が大きいと思います。今回の修理では不安をなくすため、通常のメタルフェルールに交換します。このままティップにオスフェルールを取り付けると全体が少し短くなりますので、ティップのみ新しくします。

ということで、ティップの荒削り、火入れ、表面削りが終わりました。次は仕上げ削りです。

マルチピース 塗装

スレッドの塗装もあと2塗りになりました。その間にリングとキャップを作ります。

4pc 飾り巻き

グリーンと赤でなるべく派手に、というオーダーですのでこんな具合にしてみました。塗装をすると少し落ち着いた色合いになります。

配色２

今朝になって、なんか雰囲気が違うなぁ、と感じました。ゴールデンイエローはないのでゴールドでトリミングして、軽く塗装で一晩置いてみると、思ったより白っぽくならない、オレンジ色に近いのですね。

それで、手持ちの糸で薄い黄色に巻き直しています。これに塗料の色が加味されますので、もう少しクリーム色のようになると思います。初めての色は難しいですね。

マルチピース 配色

同じ真竹、同じテーパーでも、配色、グリップの形でこれだけ変わります。

マルチピース竹フェルール3

バット側のフェルールで全て出来上がりました。

これまで、メタルフェルール、スプライスジョイント、竹フェルール、ワンピース、色々作ってきました。それぞれ非常に個性があります。料理でいうところの、素材と味付けみたいなものですかねぇ。

マルチピース 竹フェルール2

だいぶ進みました。あとバットのフェルールのみになりました。

マルチピース 竹フェルール

真竹の竹フェルールです。マルチピースだけに、フェルール部分をできるだけ短くしたいところです。

4pc パンプキンシガー

樺バールのフィラーと仮組です。

ジャバブラウン

スレッドカラーはご指定のジャバブラウンです。ペインの色というのは初めて知りました。栗の渋皮のような色です。トリミングのゴールデンイエローはないので、ゴールドにしようか検討中です。

ゴッサマーのシルクスレッドは細く毛羽立っていないので、仕上げがたいへん良好です。

リッツ

ゴードンタイプの仮組みです。トップ23ミリ、ボトム21ミリ。これでよろしければ次に進みます。

トップ21ミリに変更して、前後0.3ミリ程度の差を付けています。

段巻き グリップ

ご指定の寸法、直径19ミリ、全長192ミリのパンプキングリップのバランスを見ています。
19ミリというとかなり細いですが、これで良いでしょうか？悪ければ作り直しますので、ご連絡ください。

マルチピース 竹フェルール

こちらは竹フェルール仕様の5pc、竹フェルール用真竹ブランク荒削りが終わりました。竹フェルール部分は全てトンキンを考えていましたが、ティップと以下2ヶ所は真竹、特に強度の必要なバットのみトンキンを使い、真竹のしなやかさを生かしたいと思います。

マルチピース 段巻き 塗装終わり

ブランク塗装終わりました。次はグリップ、ガイドです。

マルチピース塗装終わり

段巻きの1竿はもうひと塗りしています。

ラインストッカー完成

ファールドリーダーと一緒に明日発送いたします。

ラインストッカー2

糸巻き部分の仮組です。

マルチピース段巻き

１インチの段巻きです。塗装をすると透明になります。

ラインストッカー

ラインが増えてきたり、メンテナンスの時には欠かせないラインストッカーです。

15年ぐらい前に簡単に作ったものをいまだに使っています。シルクラインを乾燥させたり、ワックスを塗ったりするには木製で、ある程度横幅のあるものが使いやすいと思います。

今回お客様より、ラインストッカー製作のご依頼をいただきましたので、これよりは少しは見栄えのするものを作りたいと思います。

もうそろそろ梅雨明けですが、真夏はシルクラインがベッタベタになってしまうことがあります。私も一度経験がありますが、それはもう始末に困りました。外出中に部屋が高温になっていたのですね。

真夏は涼しいところや冷蔵庫で保管するのがシルクラインの常識なのだそうです。

マルチピースのメタルフェルール完成

3竿分のメタルフェルール出来上がりました。今度は竹フェルール仕様に取りかかります。

四角用フェルール4

今日で終わりのはずでしたが、酷使したのか旋盤のプーリーからカタカタと異音が出始めて、その修正に思わず時間をとられました。明日こそは作ってしまいたいです。

カーリーメープル

ちょっと削って模様をチェックしています。
今回多めに仕入れましたので、パーツとしても安く販売してみようかと思います。

四角用フェルール3

メタルフェルール、明日には終わってしまいそうです。

四角用フェルール2

全部で11個作ります。

リールシート材料入荷

リールシートフィラー用カーリーメープル、キルテッドメープル入荷しました。

四角用フェルール

私の場合、時間帯やら集中力やらで、１日に２つぐらいがいいとこです。

ニッケルシルバーのギボシ

バブアーのバッグなんかにブラスの止め金具がありますよね。これ、ギボシといいますが、今回ニッケルシルバーで作りました。これをガンメタに染めるとなかなか良い感じになります。ハードケースのフラップに使います。

プレミアム４－５角 836/7 セミホロー パラボリック ディファレントティップ完成

お待たせいたしました。ケースが出来上がり次第発送いたします。

マルチピース ブランク

4竿分のブランク出来上がりました。ノードレスのブランクは独特な風合いです。次はフェルールですが、5pcメタルフェルール、4pcメタルフェルール、5pc竹フェルールと分かれてきますので、進み具合が違ってきます。

真竹マルチピース 仕上げ削り終わり

仕上げ削りを終えて仮合わせをしています。
この後接着に入ります。

４－５角 ガイド塗装終わり

ガイドの塗装が全て終わりました。フィラーも出来ておりますので、シート金具周りを残すのみとなりました。来週初めには発送できそうです。

宮城よりお便りいただきました

黒っぽい丸々としたイワナですね。川の岩も黒っぽいのでしょうか。

来週は遠征だそうですが、台風の影響が心配ですね。安全第一でお願いします。

いつもありがとうございます。

真竹マルチピース

仕上げ削りは約半分終わりました。
明後日には削ってしまい、接着に入りたいと思います。

さて、ジリジリと確実に巨大な魔の手が近づいてきます。皆様油断召さるな！

トンキンのノードレスマルチピースは？

トンキンでノードレスのマルチピースはやらないのか？というお問い合わせをいただきました。
確かにトンキンは節間が長いものが多く、ノードレスに向いています。在庫のトンキンを確認したところ、48センチがありました。これを使えば4pcで約6ft、5pcで7ft6inが可能です。トンキンのマルチピース（メタルフェルール仕様）は重めにはなりますが、その分トルクが増えますので、ゆっくりとしたラインスピードで、長めのリーダーを正確にターンさせるといった用途に適しています。

ノードレスの良さというのは見た目の美しさもありますが、折れやすい節がないので疲労に対する寿命が長いという独特があります。

ということで、スリーピースのセールに合わせてトンキンノードレスマルチピースセールも予定しています。

竹

今月中にレオンさんで、これまでより飛び抜けて良い竹が入荷するそうです。ハリケーンブログに、トンキン聖地での買い付けの様子が書かれています。現地にて選別した、バットカットのトンキンで、太くて真っ直ぐな竹、竹を見てよだれが出るのはパンダかビルダーかでしょうね。

中高番手向きプレミアムオーダー用に数本仕入れる予定です。

どんなロッドが出来るか今から楽しみです。

グラスロッド グリップ、リールシート交換完了

ハーフウエル、メタルダウンロックリールシートからシガー、アップロックリールシートへ交換完了しました。グラスロッドはブランクが太いので、グラファイトやバンブーのように簡単にはいきませんが、なんとかご希望に近いものができたのではないかと思います。

ガイド塗装

1回目の塗装が乾燥して、これから2回目です。4回まで塗装します。

歩み寄りの結果

右が通常の8ミリ穴です。

フィラーをギリギリ、リテーナーもギリギリですが、これならハーディーでも大丈夫なサイズになっています。

グラスロッド リールシート

リールシート部分のブランクが直径11ミリあります。とりあえずフィラーを削ってみたのですが、この肉厚でフィンガーネイル加工をするとほぼ割れます。そうなると、アップロックをご希望ですので、フィラーは丸いままで、ポケット付きのリテーナーを使うのが一般的ですが、今度はシガーグリップの裾が細くコルクの厚みがありません。無理ならダウンロックでもいいよ、と言っていただいておりますが、なんとか工夫をしてみましょう。
ここはひとつ、フィラーとコルクの歩み寄り、これでいってみようかと思います。

マルチピース表皮削り終わり

76片終わりました。仕上げ削りに入ります。

トリミング終わり

私は通常中高番手には5回巻きを使いますが、今回は繊細に3回巻きのトリミングです。

マルチピース 表皮削り

カンナの刃で表皮をこすり落としてから、サンドペーパーで整えます。真鍮丸棒２本のレールに乗せて作業しますが、このレール台はどんな角度の竹片でも座りが良いので重宝します。

ノードレスマルチピース 火入れ終わり

火入れが終わって節の所で切り離しました。真竹は強く焼きませんのでご覧の通り内部は白っぽいままです。表皮削り、仕上げ削りに入ります。

ガイド取り付け

イエローで巻いています。この後、赤のトリミングが入ります。