2014年8月21日木曜日

気になるテーパー

昔、友人に借りて手にしたハウエルズの733のゆったりとした柔らかさ、柔らかすぎるほどのふわっと感。これが、かのウジニッキをして「もし中古でも見つけたら必ず買え」と言わしめるほどのアクションなのか、と頭の中が混乱したことがありました。ブログのどこかでも書いたかもしれませんが、何度でも書きたいほどの出来事です。少し後、師匠にあのアクションは分からなかった旨伝えると、「理解するのは難しいかも知れないね」という返事もどこかに書きましたね。

あれから、もう10年以上は経っています。この1年、真竹を使うようになってからなんとなく「なるほどなぁ」漠然としてですが、少しわかりかけたような気がします。特に真竹のマルチピースなどは、フェルールの重みでショートロッドにも拘わらず、あのもったり感がいくぶん出せたと思います。トンキンではある程度の長さが必要になります。そしてなるべく丸に近い6角とか7角が合いそうな感じがします。もちろんホロー構造で。

しばらく振りにプロトタイプを作ろうかと思います。