雨降りでの使用で抜けなくなったと、数件お問い合わせをいただきました。
トラウトマンロッドの竹フェルールはテーパー構造であるため、深く差し込むほどキツくなります。また、水分が染み込み膨らんでも同様です。メタルフェルールでは内部の錆やホコリで噛み込んでしまうことがあります。
抜けない時は以下をお試しください。
ガイドに干渉しない部分を後ろ手に持ち、画像のようにしゃがみながら手を膝の裏に挟みます。そして膝を開く力で抜きます。
ロッドを握り締め過ぎるとブランクを折ってしまう(特にティップ)ことがあります。強く握らなくても滑らないように、下のような滑り止めの使用は必須です。
竹フェルールで水分が原因の場合は、抜けない状態のまま持って帰れるのであれば、1日乾燥させてから抜いてみるのも有効です。
普段のお手入れとして、竹フェルールは亜麻仁油をフェルール内外部に極少量塗ります。メタルフェルールは無水アルコールできれいに掃除します。