2012年8月27日月曜日

5角 8ft0in#3/4 フルウエルズグリップ

5角 8ft0in#3/4 セミホロー 竹フェルール オイルフィニッシュ

フルウエルズタイプのグリップを合わせてみました。こちらの方がロッドが軽く感じられます。やっぱりこれに決めました。

リールシートはアップロックで、コルクかウッドか考え中です。

5角 ショート 4pc パンプキングリップ

プロト 5角 6ft6in#4 4pc パンプキングリップ

根強い人気のあるパンプキングリップです。少数派なのは、たぶん実際に持ってみる機会が少ないからでしょう。
一度手にすると、フィット感が非常に良いことが分かります。またリールシートと一体になっていますので、リールフットの根本付近で握っても違和感がありません。

2012年8月26日日曜日

塗装終わり


プロト 5角 664 4pc
5角 753 ティップ修理
他、塗装終わりました。やっぱり塗装は神経使います。
私の場合ロッド1本でウレタン塗料を20cc弱使います。 500cc入りを使い切る前に粘度が高くなってくるので、約半年で新しい塗料と交換し、革のコバ面に古い塗料を使っています。

下は5角 803/4 竹フェルール オイルフィニッシュ のオイルを毎日塗り続けて、だいぶ濃い色になってきました。グリップはどれにしようかと考え中です。画像では#3を意識してリバースドハーフウエルズを取り付けてみた所です。振ってみたら8ftにしてはちょっと頼りない感じがします。やはりフルウエルズかなぁと思っています。

2012年8月21日火曜日

ティップ仕上げ削り終わり

ティップ修理は今晩スプリットの接着になります。 ティップは疲労しやすい部分ですが、なるべく遅らせる方法があります。 前にもご紹介しました、YouTubeでLee Wulffを検索して、 Salar, The Leaper Part two というのがあります。 このなかでリーウルフがどうやって魚をランディングしているか。ロッドを持つ手を目一杯後ろへ引いて、ティップが極端に曲がるのを防いでいますね。 ちょっと格好悪いかもしれませんが、自然にこれが出来れば、あの人バンブー慣れてるな、と一目で分かります。

2012年8月19日日曜日

虹色ヤマメ


大分のS様よりメールいただきました。
いつもトラウトマンロッドをご愛用いただきましてありがとうございます。

側線の紅がすばらしく美しいヤマメですね。
ポンタクラフトさんの美しいネットもベストマッチング。
こないだの大雨でも魚は大丈夫だったのですね。

ロッドはトラウトマンロッド5角733スリーピース 段巻き レッドラップ特注品です。

今期最後の〆はこの川有力です。

ティップ修理

修理に帰ってきました。たいへん使い込んで頂いて竿屋冥利に尽きます。
今年の春に納品させていただいてからこのロッドだけで40回以上の釣行と伺いました。
いつもトラウトマンロッドをご愛用いただきましてありがとうございます。

ラインを通す時に引っ掛かったと思った瞬間、パリッといったそうです。いちばん疲労しやすい部分でもあります。

今年も残すところ1ヶ月半になりました。終盤の釣りに間に合うよう、なるべく早く修理いたしますので、少しの間ご辛抱をお願い致します。

2012年8月18日土曜日

プロト 5角 6ft6in#4 4pc ブランク完成

プロト 5角 6ft6in#4 4pc トラウトマンロッドストアへアップしました。

2012年8月17日金曜日

ショートのフェルール

プロト 5角 6ft6in#4 4pc

やっとフェルール出来上がりました。ショートロッドで割と強いテーパーに負けないように、メスフェルールを少し肉厚に仕上げています。このフェルールの重みでショートキャスト時にロッドを曲げて投げやすいよう、一石二鳥をねらっています。

2012年8月15日水曜日

お便りいただきました

八王子のH様よりメールいただきました。
美しいレインボーですね。こんなのが入れ掛かりなのだそうです。
7X 8X のティペットで合わせ切れがないということで、トラウトマンロッド7ft4in#3/4竹フェルールをご愛用いただいております。

まだ暑いですが、残りの漁期頑張ってくださいね。

ありがとうございました。

8ft test

昨日とは違ってギラギラ太陽の下、8ftのキャスティングテストをしました。

概ね予想通り、少しもボヨンとしないで実にあっさりしています。#4を乗せると、こっちの方が好みの方が多いのでは、と思うような「ラインの乗り」を感じました。 私は#3でサッパリとしたフィーリングを楽しむ方が好みです。
長い竿はどうしてもパワーを掛けたくなりますが、力まずにキャストできれば、1日中振っても疲れないでしょう。中距離メインのフィールドで#3のソフトプレゼンテーションを駆使してデリケートなライズを狙う、そんな場面で活躍するロッドだと思います。

ということで
プロト 8ft0in#3/4 セミホロー 竹フェルール オイルフィニッシュ というふうにスペックを変えて、トラウトマンロッドストアへ掲載させていただきます。


ところで、ストアへ掲載しておりますクイズは今日が締め切りです。皆様どしどしご応募くださいね。

2012年8月14日火曜日

プロト 8ft0in#3 竹フェルール ブランク完成

プロト 8ft0in#3 セミホロー 竹フェルール

竹フェルールの接着が終わりブランク完成です。ガイドを仮止めしてキャストしてみたいところですが、生憎の雨、明日やってみます。
オイル仕上げですからこれよりそう重くはなりませんので、明日のフィーリングでそのまま完成ということになります。

2012年8月13日月曜日

2000メートルのイワナ

東京のK様よりメールいただきました。
標高2000メートル以上の渓でこのイワナです。
これは羨ましいですね。
お使いのロッドはトラウトマンロッド5角6ft6in#3/4 スパイラルホロー竹フェルール仕様です。
ロッドのインプレッションもいただきました。
以下内容です。
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ここの岩魚はとっても力持ちで25cmぐ らいでも物凄く引きます (尺と勘違いしてしまうほどです) 66をバットから曲げてくれます 66は魚に負けないで安心して取り込めま した
アクションは扱いやすいく良いのですが リーダーキャストとなると少し投げずらい 感じでした
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スパイラルホローと竹フェルールの組み合わせは、軽く張りを出すには効果的ですが、ロッドの重みでロッドを曲げなければならないショートキャストはやりづらいようです。
バット若干弱め、あるいはソリッドでメタルフェルールの方がショートロッドには相性が良いようです。
美しい画像と貴重な情報ありがとうございました。




2012年8月12日日曜日

セミホロー

昨日の続きです。セミホローに削りました。バリを取り除いてから接着します。

ホローの場合特に気をつけることは、埋めてしまわないように薄くムラなく接着剤を塗ることです。

2012年8月11日土曜日

プロト 8ft #3 仕上げ削り

プロトタイプ 5角 8ft #3 

スプリットを削り終えました。

バンブーロッドで8ft #3 となると当然ホローになりますが、今回さらに竹フェルールとオイル仕上げで極限の軽さを追及してみようと思います。

明日はホロー削りと接着になります。

2012年8月10日金曜日

オーダー 5角 7ft3in#3 3pc 2tip 完成

オーダー 5角 7ft3in#3 3pc 2tip スローアクション

お待たせいたしました。オールブラックの金具でまとめたセミスウエルのスリーピース完成です。

2012年8月9日木曜日

オーダー 5角 7ft3in#3 3pc 2tip ガイド取り付け終わり

オーダー 5角 7ft3in#3 3pc 2tip スローアクション 

グリップ、ガイドの取り付け、塗装が終わりました。後はリールシートとケースを残すのみです。
来週には発送できそうです。

スローアクションのロッドはどなたにでも扱えるわけではありません。前述のショートとは反対に、ロッドを曲げすぎないように力をコントロールしてテイリングを抑えないとウインドノットだらけになってしまいます。
コツさえ掴めばどんな柔らかいロッドでもテイリングなしでキャストすることができるようになります。使い手に技術を要求するロッドというのも、ひとつレパートリーに入れておくと楽しいですよ。

ショートのティップ

今作っているショートロッドのティップの先端です。(右)
左側はいつもの733ティップですからその太さの違いがお分かりと思います。

今度のショートはバットにパワーを持たせるように設計しました。バットが太くて全体が短いとキャスティングの際にロッドが曲がってくれません。硬い棒っきれみたいになってしまいます。そこでティップに重さを持たせて、ライン+ティップの重さでバットを曲げて、キャスティングをしやすくするのです。もし左のようなティップを付けたとしたら、ホント飛びませんよ。

ただ今回4ピースで、フェルールがティップに近いところにありますから、フェルールの重みもプラスできます。ただ短くて硬い竿はフェルールに多く負荷が掛かります。そのことを念頭に置いて釣りをする必要があります。

2012年8月4日土曜日

5角チェック

オーダー 5角 7ft3in#3 3pc 2tip 
スウエルにするとその辺りが目を引きます。そこで飾りの入った5角チェックでバランスを取ってみます。ブラックに染めるので強く主張せず引き締まった感じになると思います。クラシックタイプのショートシガーに良く合います。

5角チェックはまずブランクの目的部分の外周を細いモノフィラを巻きつけて測ります。その長さになるように内径を計算し旋盤で削ります。この時飾りのナーリングも入れます。そして最後に5角に形成して丁度良いサイズのチェックの出来上がりです。とはいっても1回でピッタリというわけには行かず、少しサイズを変えて二つ目にうまく出来上がりました。

2012年8月2日木曜日

短竿と長竿

プロトタイプ 5角 短竿マルチピースと長竿竹フェルールは火入れまで終わりました。

さて、たまにご質問いただくことがあります。
ここでオーダーロッドとプロトタイプロッドの違いをおさらいしておきます。

               オーダー                プロト
竹の材質      在庫中最も良く美しい竹     オーダー用を取った残り
テーパーデザイン   好みに調整できる          調整できない
斑の焼き色       できる                 できない
焼き加減        好みに調整できる          調整できない
コルク        在庫中最も良質             残り
グリップ形状     自由に選択できる         概ね自由に選択できる
リールシート     自由に選択できる         選択でる場合もある
ガイド         選択できる             選択でる場合もある
糸色          自由に選択できる        選択でる場合もある
ネーム入れ      自由にできる            できない
納入後のアクション調整  再製作できる         できない

プロトはブランクの場合と、ガイドを取り付け済みの場合がありますので、それぞれ条件が異なります。

オーダーロッドの一番の良さは、たとえご使用になられた後でも、もう少し柔らかい方が良い、等のご要望を1回は無料でお引き受けするという点です。ティップのみ、または全部を再製作しお客様にとって使い心地の良いロッドに仕上げます。
これでもいいんだけど、もう少しここが強いともっといいのに・・・こんなことありますよね。

また、プロトでもそうなのですが、どうしても気に入らなければ返品されても結構です。通販でロッドをお求めになるリスクを全てお客様に押付ける気はありません。

いろいろ書きましたがご相談いただければ、なんとかできるよう努力いたします。
なんなりとお問合わせください。
mail@troutmanrod.com

2012年8月1日水曜日

オーダー 5角 7ft3in#3 3pc 2tip 塗装

オーダー 5角 7ft3in#3 3pc 2tip スローアクション セミスウエルバット

塗装終わりました。次はガイド、グリップ、リールシート等取り付けになります。