今作っているショートロッドのティップの先端です。(右)
左側はいつもの733ティップですからその太さの違いがお分かりと思います。
今度のショートはバットにパワーを持たせるように設計しました。バットが太くて全体が短いとキャスティングの際にロッドが曲がってくれません。硬い棒っきれみたいになってしまいます。そこでティップに重さを持たせて、ライン+ティップの重さでバットを曲げて、キャスティングをしやすくするのです。もし左のようなティップを付けたとしたら、ホント飛びませんよ。
ただ今回4ピースで、フェルールがティップに近いところにありますから、フェルールの重みもプラスできます。ただ短くて硬い竿はフェルールに多く負荷が掛かります。そのことを念頭に置いて釣りをする必要があります。