2014年1月31日金曜日

フェルール

上がハリキ製ノンステップショート5.2ミリ
下2本はトラウトマンロッド製4.9と7.3ミリ

ハリキはさすがに秀逸、フィッテイング最高です。今回は6角のブランクですのでそのまま取り付けられますが、5角や4角の場合はセレーション(裾の切れ込み)の6つ割を変形させなくてはなりません。ハリキさんにセレーションなしのが出来ないか問い合わせてみました。セレーションの工程をしないのだから手間が省けてよいだろうとか勝手に考えていました。ところが、コンピューター制御のNC旋盤はプログラムの変更、変更したことによる動作の確認、など簡単にはいかないそうで、数が少ない注文はちょっと無理のようです。

下は厚みを増して強烈な引きでも曲がったりしない強化タイプです。ある程度の重さは仕方ないですね。ただ、これは考え方ですが、フェルールが曲がるのとブランクシャフトが折れるのとどちらを取るか?
万一どちらかの要因でビッグワンを逃してしまった場合、諦めがつくのはどちらか。やっぱり後者ですかね。

竹虎七〇三 塗装終わり

次はグリップ、ガイド取り付けです。

2014年1月29日水曜日

superZ タイプ

同じサイズのフェルールです。左はいつも作るステップダウンタイプ、右のは今回スリーピースに取り付けるsuperZタイプ、メスの内径がこれだけ違います。竹を差し込む部分の内径はどちらも同じですが、ひとまわり太い径のsuperZは丈夫だと言えます。さらに今回は厚みを増していますので、強度に対しては万全です。

竹虎七四三印籠継完成

お待たせいたしました。2-3日乾燥を待って発送いたします。

2014年1月26日日曜日

パラ15 3pc 2tip ブランク完成

パーフェクショニストなどとは対照的に、#5にしては強力なロッドですね。厚めのホローで重みはありますがずっしりくるというほどではありません。

2014年1月25日土曜日

竹虎七〇三 ブランク完成

次はスピゴットフェルールの製作です。

パラ15 ホロー

節の部分はホローにせず、全体に浅め削りの強度重視設計です。テンプレートはどうしているのかと聞かれることがありますが、私の場合は全て手加減です。それと、バインダーのご質問をいただきましたので、見にくい動画になりますがかげろう日記へYouTubeのアドレスを書きました。

2014年1月24日金曜日

ティップ修理完成

近日中に発送いたします。

2014年1月23日木曜日

竹虎七〇三 印籠継 仕上げ削り終わり

仕上げ削りが終わりました。スプリットの接着に入ります。

2014年1月22日水曜日

パラ15 仕上げ削り終わり

スリーピース 2ティップ 削り終わりました。次はホローです。

6角724スパイラルホロー ブランク

スプリットの接着が終わりました。ハリキ製ノンステップショートフェルールを使用します。

2014年1月19日日曜日

6角724スパイラルホロー

仕上げ削りとスパイラルホロー削りが終わりました。

ティップ修理

ブランクの塗装が終わりました。ガイドの取り付けに入ります。

2014年1月18日土曜日

パラ15のホロー、スリーピース仕様

考えがまとまるまで手を着けないというクセがありまして、火入れをしたままで止まっていました。
ヤングのパラボリック15にはドライとウエットの二つのティップがあります。今回ホロー化とスリーピース化、また特に強度が必要ということで、太めのブランク、太めのフェルール、そしてホローでも強度が下がりにくいことを考えて、ウエット寄りのテーパーにしようかと思います。

フェルールがへの字に曲がることさえあるスチールヘッドが相手です。フェルールの肉厚を通常の0.4ミリから部分的に0.5ミリへアップして、スーパーZタイプで設計することにしました。このスーパーZタイプはオスフェルールの内部にステップダウンのような段差がなく、ティップ側ブランクを丸く加工することなくオスフェルール内部へ差し込めますので、強度の点では最強です。ちなみにパラボリック15の15とはフェルールのインチサイズ、15/64、のことなのだそうです。

あとは疲労の軽減を考慮して、エクステンションで短めのファイティングバット付きを考えています。

2014年1月17日金曜日

竹虎七四三印籠継

ギャリソンタイプのシガーグリップは中央部で20ミリです。ごく僅かにトップからエンドに向けて細くなるテーパーになっています。

パーツサンプル

トラウトマンロッド最近の作品の中からグリップ、リールシート、スレッド等ご参考にしていただけるように専用のブログを作っております。これから段々と拡大していきます。下記のアドレスです。

http://troutmanrodcatalog.blogspot.jp

2014年1月14日火曜日

ティップ修正

昨日のテストでは、私の予想より少し柔らかかったので、修正のティップを作っています。

2014年1月13日月曜日

ティップ修理

リッツの方は同じテーパーですのでこれでブランク完成。シガーの方は#2へ変更ということで、ガイド仮付けでテストをしています。ワンアンドハーフのバットに新たにティップを2セクションに分割して変則的なスリーピースになっています。

2014年1月11日土曜日

竹虎七四三 スピゴットフェルール 塗装終わり

次はグリップ、ガイド取り付けです。

2014年1月10日金曜日

節は富士

トンキンに比べて真竹の節は高く、まるで富士山のようです。必要最小限に削り取り、加熱プレス、最後にサンドペーパーで整えます。まさに腕の見せ所ですが、なかなか難しいです。


2014年1月8日水曜日

アクション変更

7ft#3の強いセミパラボリックを7ft10inしなやかなストレートテーパー#2/3になるように、ワンアンドハーフのバットを残して、スリーピース仕様にしてミドルとティップを追加です。スリーピースのミドルセクションからでしたらかなりの変更が利きます。


6角753 3pc ティップ追加

ティップ追加完成しました。もう少しオイル塗布を続けますと飴色に変わってくると思います。
1竿のみしか作らなかった(作ったのさえ覚えていなかった)WireLockSystem搭載のこの竿ですが、今シーズンも思い出を残してくれるといいですね。
もう少し乾燥を待って週末にでも持参致します。

2014年1月7日火曜日

火入れ

ガスコンロに煙突用のパイプを乗せただけのオーブンです。まぁオーブンと言えるかどうか。綺麗に焼くにはそれなりのコツが必要です。

ティップ修理6角2竿、6角724、竹虎703、それぞれ異なる火入れをしました。

2014年1月5日日曜日

やっと始動です

ボーッとしている間に数日過ぎてしまいました。荒削りの準備です。

2014年1月1日水曜日

迎春

皆様 今年も宜しくお付き合いお願い致します。

ティップの追加、修理、解禁まで忙しくなります。