考えがまとまるまで手を着けないというクセがありまして、火入れをしたままで止まっていました。
ヤングのパラボリック15にはドライとウエットの二つのティップがあります。今回ホロー化とスリーピース化、また特に強度が必要ということで、太めのブランク、太めのフェルール、そしてホローでも強度が下がりにくいことを考えて、ウエット寄りのテーパーにしようかと思います。
フェルールがへの字に曲がることさえあるスチールヘッドが相手です。フェルールの肉厚を通常の0.4ミリから部分的に0.5ミリへアップして、スーパーZタイプで設計することにしました。このスーパーZタイプはオスフェルールの内部にステップダウンのような段差がなく、ティップ側ブランクを丸く加工することなくオスフェルール内部へ差し込めますので、強度の点では最強です。ちなみにパラボリック15の15とはフェルールのインチサイズ、15/64、のことなのだそうです。
あとは疲労の軽減を考慮して、エクステンションで短めのファイティングバット付きを考えています。