必要かつ最小限の長さにしています。ブランクの差し込みが浅いのでフェルールピンで抜けないようにします。
2015年8月31日月曜日
2015年8月30日日曜日
プロトタイプ664 flea テーパー ダブルビルド キャスティングテスト
前の703とは違って、これは普通に投げられました。細いベナベナテーパーなのにベナベナ感がなく、バックキャストからフォワードキャストに移ってすぐ、ほんの少しフニャっとしたかなという感じはしますが、そのまま振ってもテイリングは起こらずそのままラインをらくらくと持って行ってくれます。決して硬いのではなく、柔らかい部類ですが、しっかりと腰があります。
竹繊維の密度を上げる方法としてダブルビルドという手法を使い、細身のブランクでもダブルビルドは有効だと分かりました。
ガイドはゴールドの糸を巻いています。まだ塗装をしていないので他の色にも交換可能です。一応このままの状態でストアへ出してみます。
2015年8月29日土曜日
2015年8月28日金曜日
プロトタイプ 6ft6in#4/5 ダブルビルド
オイルフィニッシュもそろそろ良い感じになってきましたので次に進みます。
やっぱりオービス似としては、シルバーのガイドに初期カラー ゴールドのラッピング、フェルールは黒染め、グリップはスーパーファインに巻き上げ、リングタイプのフックキーパー、コルクのリングアンドリングリールシートにはアルミ全クロスナーリング、アルミエンドキャップ。このような仕様を考えています。
2015年8月27日木曜日
トラウトマンロッド20周年クイズ
応募者複数の場合は抽選を行いまして、当選者一名の方には、5角4ft9in#3 one ounce を差し上げます。当選者の方だけ宛先を伺います。
まで宜しくお願いいたします。
2015年8月26日水曜日
ティップ折れ②
フェルールピンの位置に合わせてブランクに穴を開けました。接着します。
ビンテージロッドには必ずと言って良いほどフェルールにピンを取り付けて抜けないようにしています。接着剤が進化した現代では必ずしも必要ではないかもしれませんが、トラウトマンロッドでは、メスには出来るだけピンを入れるようにしています。
ティップ折れ 修理
ティップとは言ってもフェルール部分で折れた修理です。
フェルールのちょうど根元でポキリと折れています。
フェルールは再利用しますので、フェルールピンを抜いてフェルール内部に残った竹をドリルとニードルを使って丁寧に掻きだします。
フェルールに入る部分を作り直して接着です。ブランクが1インチ程度短くなりました。
2015年8月25日火曜日
2015年8月24日月曜日
2015年8月23日日曜日
2015年8月22日土曜日
2015年8月21日金曜日
アーチ型ストリッピング
左のノーマルから最大右ぐらいまで、ワイヤーの長さと太さでストリッピングのロッドに対する柔らかさを調節できます。
メノウストリッピングは近々、お試し価格にて販売いたします。
天然メノウかとのお問い合わせをいただきました。ブラジル産の天然メノウで濃い赤から少し薄いオレンジまで、一つ一つ微妙に濃さが違います。今回は色、サイズ共にこれのみ(#8)の入荷です。
プロト fleaテーパー
繋いでみると前回703のようなベナベナ感はなく、張りのあるミディアムから幾分パラボリックのようなアクションになっています。ダブルビルドとさらにだめ押しで、エポキシを塗布した後にヒートガンで加熱して粘度を下げると共に、竹内部の空気を熱膨張で押し出してエポキシで置換する簡易含浸を施しました。
ダブルビルドは低番手ではあまり使わない手法でしょうが、意外にも効果的だということがわかりました。
まだガイドも取り付けていませんが、#4の感じがします。
オイルフィニッシュにしようと思います。
2015年8月20日木曜日
2015年8月19日水曜日
プロトタイプ ダブルビルド フリー
バット全体とティップの1/3がダブルビルドになっています。それより先端側はダブルにする必要はないような気がします。
テーパーはオービスのフリー(flea)6ft6in#5、ヤングがmidgeなら俺はfleaだと言ったかはわかりませんが、友人だったそうですからそんな会話もあったでしょう。
ミッジのパラボリックに対して、フリーのテーパーはストレートよりさらに中央が凹んだベナベナ形でグリップにかけて太く強くなっています。オービスはこれをフェノール含浸焼き入れで硬くして、柔らかめのパラボリックアクションにまでしていますが、ダブルビルドではどうなるでしょうか。
2015年8月18日火曜日
夏休みの実験
2015年8月17日月曜日
リテーナー
スクリュータイプはフィラーに溝がなく丸型で、ポケットの付いたリテーナーを使います。
今回は、グリップが小さい、ブランクが太い、ポケット付きリテーナー、とサイズがギリギリです。フィラーを細くしてみたり、リテーナーを薄くしてみたり、歩み寄りの結果、どうにか収まりそうです。
プロト493 <1oz
2015年8月16日日曜日
2015年8月15日土曜日
ダブルビルド②
ダブルビルドのスプリットです。これだけ持って曲げてみてもしっかりしていて、かなりの効果が期待できそうです。ただし手間が半端ないですね。ホローの比ではありません。
追記、ダブルビルドにはどんな良さがあるのかというご質問をいただきました。実は私も分かりません。私にはインプリの前段階という位置付けではあります。ホローとは逆の発想ですが、ただ強い、重い、というだけでない何かがあるような気がしてなりません。
ダブルビルド
今までやってみたことのないダブルビルド、実際どのくらいの違いがあるのか、テストピースで比較しています。
左から、軽い、ダブル、重め、の3本です。
表皮の下から内側に向かって黒っぽい部分が、段々白っぽくなっていきます。この白い部分は柔らかくスカスカでパワーはほとんどありません。
右の竹は黒い部分が多いものです。
中央は黒い部分を2枚エポキシで重ねています。
重さは左から、6.0 7.4 6.2 グラムと2枚重ねがやはり重くなりました。
曲げてみると、左右はそれほど違いがありませんが、2枚重ねはかなりの抵抗を感じます。明らかに硬く強いです。
これで件の703を作ったらどうでしょうね。