同じブランクシャフトに取り付け可能な竹フェルールとメタルフェルールです。
ハリキ製の14/64in 5.6ミリ はさすがに頑丈な作りで、重さが6.6グラムあります。同サイズの竹フェルールは2.6グラム、ブランクシャフトの切り方にもよりますが、中央1/3は空洞のままですのでその分を差し引くと2グラム程度になります。約3倍の重量差があるわけで、それらをうまく使い分けてロッドのアクションにアクセントを付け加えることができます。
ちなみに、トラウトマンロッドオリジナルのメタルフェルールは同じサイズで3.8グラムで軽さを意識して作っています。
ところで竹フェルールには巻き糸が重要と前に書きました。糸の種類、固めるエポキシの浸透具合、ごてごてせず仕上がりが美しいこと、いろいろ試してきましたが、なんとか納得の行くものが出来上がりそうです。