2012年9月19日水曜日

グリップ、リールシート交換


クラシックタイプのシガーグリップにダウンロックのリールシートが付いていますが、2竿目に買っていただいたロッドには、フルウエルズグリップにバックボーン入りのアップロックコルクシート仕様でした。お客様はこのフルウエルズとコルクシートをたいへん気に入っていただいて、1竿目のロッドにも同じグリップとリールシートにしてほしいとのご依頼をいただきました。

そこでグリップとリールシートの交換作業に入りました。
部品はあらかじめ作っておき、
まずリールシートをヒートガンで加熱して取り外します。
 次にグリップをラジオペンチでつまむようにして、コルクをむしりとっていきます。
 粗方コルクが取れました。
 ニッケルのワインディングチェックが入っているので、ブランクにキズをつけないよう細心の注意を払いながらヤスリでリングに切れ目を入れて、少しずつ剥ぎ取っていきます。
 フックキーパーまで取れたらサンドペーパーをかけて綺麗にします。
集中力が途切れてしまうとブランクにキズをつけてしまいます。コーヒーブレイクで休み休み5時間程度かかりました。

今回チェックやフックキーパーまで取り外したのは、元のグリップより新しいフルウエルズの方が15ミリ程短いため、塗装も一部やり直す必要があったからです。

グリップにはさまざまな形がありますが、その中で気に入ったグリップを見つけていただいて、私もたいへん嬉しいです。